前回に引き続き、私がフリーランスとして仕事をするまでの記録、Part2になります。
まだ読んでいない方は、まずはこちらからどうぞ。
このブログの目次
フリーランスで目指すべき指標
まず最初に少しだけ前提の話をします。
「フリーランス」という言葉自体、かなり勘違いされていると感じています。
- フリーターの延長
- 副業レベル
- 片手間でできる仕事
こういったイメージを持っていないでしょうか。
よく「1万円でも稼げればフリーランス」といった記事も見かけますが、個人的には少し危険な考え方だと思っています。
フリーランスは言い換えれば自営業です。
町の中華屋さんや看板屋さんと同じように、自分のスキルでお金をいただく仕事です。
遊び感覚のフリーランスは通用しない
前回の記事でも触れましたが、
PC1台でどこでも働ける
ただし、それは
「簡単に稼げる」という意味ではありません。
実際に私も一度、クラウドソーシングで募集をかけたことがあります。
その時感じたのは、9割以上が“なんとなくフリーランス”だったこと
- ポートフォリオは似たような内容
- SNS映えする写真
- 「自由に働いてます」系
正直、この時点で
「仕事として成立する人はかなり少ない」と感じました。
技術を売るという覚悟が必要
フリーランスは「自分を売る仕事」です。
つまり、技術を売る=責任を持つこと
初学者であっても、
- 仕事を完遂する
- わからないことは調べる
- 学び続ける
これが最低条件です。
そして何より重要なのが人と同じでは通用しないこと
何を学べばいいかわからなかった
ここが一番つまずきました。
当時の私は、
- エンジニアとデザイナーの違いも曖昧
- 何を学べばいいのかも不明
という状態でした。
エンジニアとデザイナーの違いがわからない
- エンジニア → HTMLも書ける?
- デザイナー → コーディングもする?
実際には、
- HTMLを扱わないエンジニアもいる
- デザイナーがコードを触ることもある
役割の境界が全く理解できていませんでした。
制作範囲は自分で決める
フリーランスは、「何をやる人か」を自分で決める必要があります
- デザインをやるのか
- コーディングをやるのか
- エンジニアとしてやるのか
ここが曖昧なままだと、仕事になりません。
学び方を完全に間違えた
当時の私は、「全部やればいいでしょ」という思考でした。
- HTML → なんとか理解
- JavaScript → 挫折
- WordPress → 挫折
- プログラミング → 挫折
その結果、典型的な「何がわからないのかすらわからない」の状態になりました。
稼ぐために必要なのは“手段”
お金を稼ぎたいのは当然です。
でも重要なのは、どうやって稼ぐか手段を考えることなんです。
そこで私は考えました。
最初の学習内容をHTMLコーダーに絞った
理由はシンプルです。
- ポートフォリオが作りやすい
- デザインも学べる
- WordPressも繋がる
- JSも必要になれば学べる
全部に繋がる入口だったんです。
ポートフォリオを“仕事”として作る
作りたいものではなく、「仕事として成立する形」で考えました。
- キャッチコピー
- スキル紹介
- 実績
- 事業内容
この辺を最低限入れることで、曖昧な事業内容ではなく明確にスキルなどを伝えることができます。
スキルの誇張は絶対にしない
これは本当に重要です。
よくある例として、
- Photoshopを触れる → デザインできる
- WordPressを触ったことがある → 実務OK
- コーディングしたことがある→ フリーランスコーダーとして活動している
この辺りの誇張は、全部危険です。
仕事を取るのは簡単、でも納品できるとは限らない
フリーランスを目指す中で、多くの人が最初に勘違いするポイントがあります。
それが「仕事を取ること」と「仕事をこなすこと」は全く別物ということです。
実際、仕事を取るだけならそこまで難しくありません。
- クラウドソーシングに登録する
- 提案文を送る
- タイミングが合えば採用される
つまり数当たれば必ず採用される時がきます。
これだけで、案件自体は取れてしまいます。しかし問題はここからです。
納品できるかどうかは完全に別の話です。
当時の私もそうでしたが、
仕事を受けるまでは「なんとかなるだろう」と思ってしまうんです。
でも実際に作業に入ると、
- デザインの再現ができない
- コードの構造が理解できない
- エラーの原因がわからない
- 修正対応ができない
といった問題に一気に直面します。そして気づくんです。
フリーランスは「案件を取るゲーム」ではない。
最後まで責任を持って納品する仕事をすることだと。
だからこそ、スキルを誇張することは本当に危険です。
できないことを「できる」と言ってしまった瞬間、
その後の作業はすべて自分の首を締めることになります。
逆に言えば、
- 正直にスキルを伝える
- わからないことは調べる
- 最後までやり切る
この3つができれば、最初はどんなレベルでも
少しずつ信頼は積み上がっていきます。
初級コーダーの最初の案件納品で実際に詰んだ実体験
ここで実際に案件を獲得した後の話をしていきます。
案件はクラウドソーシングで獲得した
ちなみに、この初案件はどこから取ったのかというとクラウドソーシングサイト経由です。
当時は実績もコネもゼロだったので、
- 企業営業
- 直接契約
ういった方法は現実的ではありませんでした。
そのため、まずは誰でも挑戦できる
クラウドソーシングからスタートしました。
最初の収益10万円の一歩を獲得した
内容としては、WordPressを使ったコーディング案件でしたが、
正直に言うとその時の私は下記の状態でした。
- HTMLはなんとか書ける
- CSSもそれなりに触れる
- WordPressはほぼ未経験
つまり、「できると思っていたけど実務では全く通用しないレベル」です。
終わらない作業と崩れ続けるレイアウト
全然思い通りにいかない!!
- デザイン通りに再現できない
- レイアウトが崩れる
- なぜ崩れているのかわからない
今思えば当たり前なんですが、
当時は「どこが間違っているのか」すら分かりませんでした。
気づいたら数週間経っていた
気づけば、 TOPページだけで3週間以上、作業時間も160時間以上かかっていました。
しかも、完成したわけではなく崩れた状態のまま。
挫折しかけた
「これ、納品できないかもしれない…?」
フリーランスとして仕事を受けている以上、
本来であれば絶対にあってはいけない状況です。
正直に伝えるしかなかった
最終的に私は、依頼主に正直に伝えました。
「今のスキルでは対応が難しいかもしれません」
正直、この時点で契約終了しても仕方ないと思っていました。
それでも待ってもらえた
しかし結果的には、
- 参考資料を共有してもらえる
- 修正期間を延ばしてもらえる
- 最後までやり切ることを前提に継続
という形で、仕事を続けさせてもらうことができました。
これは本当に運が良かったと思いますね。
限界状態で学び方が変わった
ここからが大きな転機でした。
- わからないことは全部調べる
- 参考サイトのコードを見る
- 同じ動きを再現してみる
「とにかく再現する」ことに集中してみました。
- なぜ崩れるのか
- どうすれば直るのか
が分かるようになっていきます。
そうすることで、時間はかかりましたが、なんとか納品まで辿り着きました。
正直、クオリティとしては完璧とは言えません。
でもこの経験がなければ、
今の自分は間違いなくなかったと思います。
まとめ:納品こそがフリーランスの本質であり収益の全て
ここまでの話で伝えたいことはシンプルです。
案件は取れる→でも納品できなければ意味がない。
「できないこと」を正直に受け止めること
スキルを誇張して仕事を取るよりも、
- 今できることを明確にする
- わからないことは学ぶ
- 最後までやり切る
この積み重ねの方が、結果的に信頼に繋がります。
続きはPart3へ
ここまでがHTMLコーダーとして初収益を獲得するまでの話です。
続きの記事では主に以下について書いていきたいと思います。
- なぜ急に成長できたのか
- どうやって収入が伸びたのか
- 収益20万円を達成するまでのロードマップ
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