これまで私は、完全在宅かつ独学でフリーランスとして生きていくことに挑戦し、本業として成立させるまでの過程を記事にしてきました。
この記事ではその続きとして、
月収や目的ごとに、現実的に実現しやすい方法だけを、私自身の実体験をもとに整理して紹介します。
よくある「誰でも簡単に」「未経験でもすぐ稼げる」といった話はしません。
その代わり、遠回りしながらも再現性があった考え方と行動だけを書きます。
本気で完全在宅を目指している方。
独学でやり切る覚悟がある方。
このどちらにも当てはまる方に向けた記事です。
このブログの目次
前提の話
私は、さまざまな事情から完全在宅のフリーランスとして働く必要がありました。
そのため、本業として成立するまで可能なことは一通り試し、失敗と検証を繰り返してきました。
本記事で扱うのは、
「本気で」「覚悟を持って」「独学で」完全在宅フリーランスを実現したい人向けの内容です。
楽に稼げる方法や、理想論だけの話は扱いません。
その分、かなり現実に寄せた内容になっています。
私について
現在、私はWeb業界でフリーランスとして活動して6年目になります。
完全未経験から独学でWebの知識を学び、現在は Webデザイナー兼フロントエンドエンジニア として仕事をしています。
Web制作会社様との準委任契約をメインとし、個人の方、クラウドソーシングサイトを通じて継続的に案件を受け、毎月生活が成り立つ水準の収入を得ながら活動しています。
これまでの流れを詳しく知りたい方は、Part1・Part2もあわせてご覧ください。
今回の記事の考え方
この記事では、「まず何を学ぶべきか」といった細かい手順ではなく、
Web業界で仕事をしていくために必要な考え方と行動の選び方に焦点を当てています。
たとえば、
- まずProgateで学ぶ
- 次にポートフォリオを作る
- 次に営業する
といった定番の流れは、すでに多くの人が解説しています。
だからこそ今回は、
「何を選び、どう考えると遠回りしにくいか」
に絞って書いていきます。
【戦略1】ポートフォリオは同じものを作っても埋もれる
Web業界全体に言えることですが、
「同じものを作れる人」よりも、少し違いがあって、なおかつ技術が伝わる人の方が目立ちます。
特にフリーランスは、自分自身が商品です。
差別化ができていなければ、量産型として埋もれていきます。
だからこそ、最初に伝えたいことは一つです。
量産型になるな。
【副業】月収10万円を目指すためにやること
ここでいう「副業」とは、毎月10万円を安定して稼ぐ状態を指します。
フリーランスにとって「安定して稼ぐ」は簡単ではありません。
だからこそ、不安定な中でも下回ってはいけない最低ラインを、自分の中で決めておく必要があります。
今回はその基準を「月収10万円」とし、
10万円〜20万円を安定して維持するための考え方を整理していきます。
そしてこの考え方を基準にどんどん収入アップを目指す方法に繋がる糸口を探していきます。
【戦略2】まずは自己分析をする・自分自身を知る
自己分析は、自分の知識・経験・性格が、仕事につながる可能性を見つけるための土台です。
やることはシンプルで、
- 得意なこと
- 苦手なこと
を、思いつく限り書き出します。
たとえば私の場合はこんな感じでした。
得意なこと
- 音楽を聴くのが好き
- 文字を書くのが好き
- 映画やゲームが好き
- 創作が好き
- 好きなことを追求できる
- ネットサーフィンが好き
- デザインに興味がある
苦手なこと
- 人と一緒にいる環境が苦手
- 会話が苦手
- 興味のないことへの集中力が極端に低い
- 現場仕事に向かない
- 一つのことに熱中すると他のことが止まる
綺麗にまとめる必要はありません。
とにかく、自分の傾向を言語化することが大事です。
自己分析から仕事につながるものを探す
完全在宅で完結できる仕事は、実はそこまで多くありません。
だからこそ、自己分析をすると自然と候補は絞られていきます。
たとえば私の場合、
- 文字を書くのが好き → Webライター
- デザインに興味がある → Webデザイナー
- ネットサーフィンが好き → HTMLコーダー
- 好きなことを追求できる → エンジニア寄りの適性
- 音楽が好き → 音楽MIX
という形で整理できました。
大事なのは、最初から正解を選ぶことではなく、
可能性がありそうなものを実際に触ってみることです。
今回はこの中でも、比較的現実的で再現性の高かった
- Webライター
- HTMLコーダー
- Webデザイナー
の3つに絞って話します。
【戦略3】仕事にできるレベル感を見つける
ここで重要なのは、「興味がある」ではなく
仕事として成立するレベルまで持っていけるかを考えることです。
Webライターの実務レベル
Webライターは、3つの中では最も始めやすく、最短で収益化しやすい仕事です。
企業のWordPressや独自CMS、Googleドキュメントでの納品など形式はさまざまですが、基本は
文章で読者を動かす仕事です。
特別に高度な専門知識がなくても、構成に沿って文章を書ければ、初月から月5万円前後を狙うことは十分可能です。
これは実体験として言えます。
今はChatGPTもあるので、
- タイトル案
- 見出し案
- 構成の整理
といった下支えはかなりしやすくなりました。
もちろん、そのまま使うのではなく、
学習の補助として使うことが前提です。
記事の流れや構成を観察しながら、自分の言葉で整える力をつけていく。
これだけでも、ライターとしての基礎はかなり身につきます。
HTMLコーダーの実務レベル
HTMLコーダーは、収益化までに少し時間がかかります。
感覚としては、半年単位で考える仕事です。
私自身、独学3ヶ月で3万円の収入には到達しましたが、作業効率はかなり悪く、3万円を稼ぐのに160時間近くかかっていました。
HTMLコーダーに必要なのは、教材をこなすことよりも
自分で調べて、真似して、比較して理解する力です。
特に大事なのは、
- 何がわからないかを見つける
- どう調べればいいか考える
- 複数の実装例を比較する
- 自分で再現してみる
この流れです。
受け身の学習より、能動的な学習の方が圧倒的に伸びます。
また、学習サイトで基礎を触るのは悪くありませんが、実務感を掴むならUdemyなどの動画教材や、実際のサイトをデベロッパーツールで見る方が早いです。
一つの技術を追いすぎない
HTMLコーダーは学ぶ範囲が広く、沼にはまりやすい仕事でもあります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- WordPress
- CSS設計
- サーバー知識
- デザインツールの使い方
調べればいくらでも出てきます。
だからこそ重要なのは、
今の自分に必要な知識を見極めることです。
全部を一気に学ぼうとすると、ほぼ確実に心が折れます。
ポートフォリオサイトを作る
ある程度技術が身についたら、自分のサイトを作りましょう。
ただし重要なのは、
スクール卒業制作っぽさを出さないことです。
個人的に、未経験の段階では以下を強く意識した方がいいと思っています。
- 自分の写真は載せない
- 名前は事業概要ページで十分
- コーポレートサイトっぽく見せる
- 何ができるかを一目で伝える
仕事を依頼したい側が見ているのは、趣味や雰囲気ではありません。
何ができるか、どのレベルでできるかだけです。
構成もシンプルで大丈夫です。
- TOP
- 事業概要
- お問い合わせ
この3ページでも十分戦えます。
HTMLコーダーの営業はどうするか
未経験から営業する方法はいくつかありますが、月5〜10万円を安定して目指すなら、結論として
クラウドソーシングサイトが最も再現性が高いです。
- 仕事が常に見える
- 初心者向け案件もある
- 実績が数字で積み上がる
この仕組みが、未経験にはかなり強いです。
競合より目立つ方法は一つだけです。
技術力と独創性が伝わるポートフォリオを作ること。
結局、成果物がすべてです。
ブログ型ポートフォリオは強い
ポートフォリオは、必ずしも「おしゃれなデザイン」が必要なわけではありません。
おすすめなのは、
学習過程をブログとして発信する形です。
たとえば、
- Flexboxを理解した
- Gridを使ってみた
- サイトを作ってみた
- Figmaを触ってみた
こうした記録を残していくだけでも、十分に価値があります。
これには大きなメリットがあります。
- 自分の理解が深まる
- 成長過程が見える
- 学習姿勢が評価される
- ライターとしての基礎もつく
私が今書いているこのブログもまさにブログ型ポートフォリオになります。
実際にポートフォリオとして使う予定はありませんが、実際の経験談やツール、キャリアなどをブログとして発信しているだけでもしっかりと活動していることをアピールできます。
つまり、
- HTMLコーダーのポートフォリオ
- Webライターのポートフォリオ
を同時に作れるわけです。
さらにWordPressでブログを作っていれば、それ自体が市場価値になります。
WordPressを触ったことがあるだけで、コーダーとしての評価はかなり変わります。
実際に、TOK’s WEB LABは、私自身がデザインを設計してコーディングしたオリジナルテーマになります。
Webデザイナーの実務レベル
Webデザイナーは、3つの中で最も難易度が高いです。
副業感覚で軽くやるには向いていません。
Webデザインには見た目だけでなく、
- HTML/CSSの理解
- レスポンシブ設計
- 導線設計
- 情報設計
- 実装を意識したデザイン思考
が必要です。
そのため、いきなりデザイナーから入るより、
先にコーダーとして実務に触れる方が圧倒的に効率がいい
というのが私の結論です。
Webデザインで始めるなら
もしデザインから始めるなら、最初は
- メインビジュアル
- バナー
- 一部パーツ制作
のような小さめの案件から入るのが現実的です。
FigmaやXD、Photoshopを触れるなら、案件によってはポートフォリオが弱くても採用されることがあります。
また、クラウドソーシングのコンペは、採用されなくてもかなり勉強になります。
他の人の提案を見るだけでも、十分に学びがあります。
仕事の取り方で一番大事なこと
仕事を取ること自体は、実はそこまで難しくありません。
難しいのは、
仕事を継続し、安定させることです。
そのために必要なのは、派手な営業術ではなく、
選ばれるための準備をしておくことです。
特に未経験の段階では、
- クラウドソーシングに登録する
- ポートフォリオを整える
- 実績になるものを3つ用意する
- まずは5万円を目標に回す
- 得意職種を1つに絞る
この流れが最も現実的です。
まとめ
ここまで、月収5〜10万円を安定して目指すための考え方と行動を整理してきました。
今回の内容を簡単にまとめると、こんなイメージです。
Webライター
→ 月5〜8万円は比較的現実的。最も参入しやすい
HTMLコーダー
→ 半年〜1年かければ、月5〜20万円を狙いやすい
Webデザイナー
→ 難易度は高め。本業寄り、もしくは長期戦向き
そして、今すぐやるべきことは以下の5つです。
- クラウドソーシングに登録する
- ポートフォリオ用サイトを1つ作る
- 記事や実装物を最低3つ用意する
- まずは月5万円を目標に案件を回す
- 得意職種を1つに絞る
ここまで来れば、少なくとも
「何をすればいいかわからない状態」からは抜け出せます。
最後に
この記事を読んだからといって、すぐに収入が発生するわけではありません。
ただ、行動すれば結果に繋がるルートはかなり明確に示したつもりです。
やらない人は何も変わりません。
やる人だけが、静かに次のフェーズへ進みます。
Web業界は、才能よりも
考え続けて、手を動かし続けた人が残る世界です。
この記事が、その最初の一歩を踏み出すための指針になれば嬉しいです。
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